クラシックレンジローバー整備事例

〜本来の安心感と、至上の走行感を維持するために〜

●ミッション交換&トランスファ交換

1993年 E-LH40D


この車両の走行距離は現在165000kmで、走行中の変速ショックが大きいためミッションの交換をすることになりました。交換するミッションはリビルト品(磨耗した部分や欠損した部分を修理、または再生した部品)を使用します。ミッション交換は大掛かりな作業となるため分解から組み付けまでは数日を要します。ミッションと同時にトランスファ(副変速機)も脱着するため、チェーン交換他、取り外す機会も少ないのでこのタイミングで洗浄してしまいます。「古いから悪くて当然」「中古車なんてこれくらいが当たり前」よく耳にする言葉ですが、レンジニアスではレンジローバー本来の状態や乗り心地を徹底的に追及し、歴代ランドローバー車の持つ世界観に敬意を持って、新車時から変わらない車両コンデションの維持や復元を目指していきます。



●パワーステアリングポンプ交換

1993年 E-LH40D

通称「パワステ」と呼ばれるこの部品は、ステアリングの補助を果たしています。本来自動車のステアリングは非常に重い物ですが、このパワステの補助によって誰でも運転しやすいように工夫がなされています。パワステの仕組みは、まず始めにエンジンの力を利用してパワステポンプを作動します。すると今度はパワステポンプがオイルに油圧をかけ、そのオイルの油圧によってステアリングのアシスト制御がされています。パワステポンプが劣化してくると、ポンプからのオイル洩れが症状として多く見られます。一番負担がかかりやすい操作方法として、停車した状態でステアリングを切ったりすると内圧が高くなり劣化を早める原因となりますので注意して運転しましょう。