DISCOVERY3~4整備事例

〜本来の安心感と、至上の走行感を維持するために〜

●ディスカバリー3 フロントショックアブソーバー交換

2005年 ABA-LA44


ショックアブソーバーは、サスペンションを構成する中でも主要部品となります。主な役割として、タイヤの振動から、段差における上下方向、カーブにおける左右方向、加速減速時においては前後方向と、車にかかる様々なストレスを緩衝しています。ショックアブソーバーは消耗品であり、乗り心地を維持するためには定期的に交換が必要です。長期間交換せずに使用すると、緩衝力が低下し乗り心地が悪くなるだけでなく、直進安定性が保たれない、ハンドルを取られる、他にも段差を超えたりした際に「ゴトゴト」という異音が発生したりするケースもあります。足回りの作業として効果が実感しやすい箇所でもあるので、乗り心地が気になってきた方は交換をお勧めします。



●ディスカバリー4 ブレーキディスク、パッド、パッドセンサー交換

2010年 ABA-LA5N


今回交換するのはブレーキディスクとパッド、そしてパッドセンサーの三点です。ブレーキディスクとパッドはブレーキシステムの要となる部分ですが、どちらも消耗品のため走行距離に合わせて交換が必要です。レンジニアスでは色々な製品を試しながら、最もブレーキダストの少ないOEM品(社外品)をお勧めしております。ごく稀ですが、ブレーキパッドを長期間変えずに走行してしまうことで(減りに気付かず)パッドが完全に無くなりブレーキが効かないため、レッカー入庫する車両もあります。24ヶ月点検時(車検)はもちろんですが、12ヶ月点検も活用し、パッドやディスクだけでなく、他にもキャリパーのオーバーホールやブレーキホース交換などブレーキシステムを構築する部品がありますので、一年に一度は整備工場などで愛車の状態を確認することをお勧めします



 

●ディスカバリー4 ロアアーム、ショックアブソーバー交換

2010年 ABA-LA5N


どちらもサスペンションを構成する部品ですが、主な役割として、タイヤの振動から、段差における上下方向、カーブにおける左右方向、加速減速時においては前後方向と、車にかかる様々なストレスを緩衝しています。どちらも消耗品であり乗り心地を維持するためには定期的に交換が必要となります。長期間交換せずに使用すると、緩衝力が低下し乗り心地が悪くなるだけでなく、直進安定性が保たれない、ハンドルを取られる、他にも段差を超えたりした際に「ゴトゴト」という異音が発生したりするケースもあります。足回りの作業として効果が実感しやすい箇所でもあるので、乗り心地が気になってきた方は交換をお勧めします。



●ディスカバリー3 エアサスペンションコンプレッサー交換

2006年 ABA-LA44


コンプレッサーはエアサスペンションに空気を供給するため取り付けられており、流れとしては、コンプレッサーが空気を吸入しエアラインを通じて、各サスペンションに空気を供給しています。このコンプレッサーが故障すると空気を吸入できないため、各サスペンションにも供給できなくなり、その結果、車高の調節ができなくなります。この状態でもリザーバータンクに空気が残っているため、すぐに車高が下がることがありませんが、乗り続けると車高が落ちてしまい、さらにそのまま乗り続けると、路面や段差の衝撃を緩衝できないため他の機関へ負担がかかり劣化を早める原因となります。コンプレッサーに限らず、エアサスペンション関係に不具合が出た場合は、走行できるからと先延ばしにせず、早めの点検と交換を推奨します。



●ディスカバリー3 パーキングブレーキ ライニング交換

2005年 ABA-LA40A


この車両はパーキングブレーキの焼きつき(常にパーキングブレーキが効いてる状態)で入庫しました。ディスカバリー3のパーキングブレーキは電子制御システムを採用し、手元のボタンでON/OFFを操作します。通常OFFにすればパーキングブレーキは解除されますが、何らかの理由で解除されず常にパーキングブレーキが効いた状態になっていました。今回はパーキングブレーキの部品となるリアのブレーキローターとライニングを交換します。ライニングを交換する際に気をつける事は、ブレーキローターとライニングのクリアランス(間隔)でこのクリアランスが近すぎると、また同じように焼きつきを起こす危険性があります。そのため慎重に調整しながら取り付けます。パーキングブレーキの不良は車検にも通らないため、同症状が出ている場合は早めの交換を推奨します。